琉球ゴールデンキングスやFC琉球のキャラクターデザインなどを手掛けるアートディレクターの城間英樹さん(42)が5月、オリジナルキャラクターのライセンス供給やアパレル事業を展開する新会社「ビターメロン」を設立した。8月には那覇市の国際通りにオフィシャルショップを開設。アニメやキャラクターなどコンテンツ市場の拡大が期待されるアジアからの観光客の需要の取り込みも狙う。

オリジナルキャラクターのアパレル商品を販売するオフィシャルショップを開いた城間さん(左)ら=6日、那覇市牧志

 城間さんは県内を拠点に活動する一方、キャラクターのおもちゃなどを扱う国際展示会にも積極的に出品。ビターメロンから発表した緑色の熊のキャラクター「ビターベア」は、中国のキャラクター関連事業の大手「ドリームキャッスル」の担当者の目に留まり現在、契約が進んでいる。

 ビターメロンは英語でニガウリの意。城間さんは「海外でもゴーヤーと表記されることがあると聞いた。そのゴーヤーにあやかって沖縄から世界へ発信できるブランドをつくりたかった」と語る。

 国際通りの店ではビターベアをプリントしたTシャツや手作りのぬいぐるみなどを販売しており、共同設立者でTシャツ製造販売の中野芳彦さん(37)によると、約4割が外国客という。コンテンツ市場はアジアを中心に拡大し、2022年には16年比で26%増の約81兆円となる見込み。

 城間さんは「沖縄は日本の一地域にすぎないが海外に出たらメード・イン・ジャパンで戦える。十分な技術もあり、世界を狙いたい」と意気込みを語った。