県内25市町村で一斉に議員選挙の投票が行われた9日、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから初めての統一地方選に、若者たちは地域の将来や課題解決などを考えながら1票を投じた。

 沖縄市内の専門学校生、我如古達哉さん(18)は子育て政策を特に重視して投票する人を選んだ。しかし、候補者それぞれがどんな政策を持っているか詳細は分からないとし「政見放送みたいに全候補者を紹介するビデオを作って、学校などで流したら若い人の関心も高まるのでは」と、情報発信を求めた。

 名護市の島袋桂輔さん(19)は今年2月の市長選に続き、2度目の投票。候補者には経済政策を期待する一方、辺野古新基地問題への立場も重視したという。「基地があれば事故も起こる。理想は基地がなくて財政が潤う名護市であってほしい」と話した。

 南城市の伊藝麻妃乃さん(20)=沖国大2年=も1月にあった市長選に続き、2度目の投票を終えた。「私たちは選挙権という力を持っている。選んだ人を支援したい」と話し、当選者には「言ったことを守り、市民の声を議会に反映させてほしい」と注文した。