沖縄県石垣市真栄里の旧空港跡地に完成した県立八重山病院(篠﨑裕子院長)の新築開院式典と内覧会が16日、同所であった。開院は10月1日。高度な医療サービスが提供できる機器や検査システムを導入し、災害拠点病院としての機能も強化した。式典には約230人が参加した。

テープカットする篠﨑裕子県立八重山病院院長(右から4人目)と謝花喜一郎副知事(同5人目)ら=16日、石垣市真栄里

 市大川にある旧施設は築38年で老朽化が進んでいたほか、患者ニーズの多様化による機能の充実が課題だった。新病院では歯科口腔(こうくう)外科を新設したほか、重症患者への対応や周産期医療などの機能を強化した。

 敷地面積は約4万平方メートルで旧施設の約1・6倍、延べ床面積は約2万3400平方メートルで約1・4倍。鉄筋コンクリート造りの5階建てで、病床数は302床。約530台の駐車場も備えた。総事業費は約163億9千万円。

 式典では県病院事業局の我那覇仁局長が「八重山保険医療圏の新たな拠点として、地域に親しまれる病院を目指す」とあいさつ。知事職務代理者の富川盛武副知事(謝花喜一郎副知事=同5人目=代読)は「医療需要の変化に応じる施設で大規模災害に対応可能。住民の安全・安心につながる」と述べた。

 17日午前10時から一般向け内覧会を開く。同9時受け付け開始で先着300人。一般外来受け付けは10月2日から。