6月に普天間第二小学校(沖縄県宜野湾市、桃原修校長)にプレゼントされたヤギが赤ちゃんヤギを生んだ。同校の新たなアイドルの誕生に「とてもかわいい。早く一緒に遊びたい」と児童たちが沸いている。

11日に生まれた赤ちゃんヤギ=宜野湾市普天間第二小学校

6月にヤギが普天間第二小学校に贈られた時の様子

11日に生まれた赤ちゃんヤギ=宜野湾市普天間第二小学校 6月にヤギが普天間第二小学校に贈られた時の様子

 生まれたのは11日。保護者参観日でもあるこの日、午前8時半ごろ、保護者から桃原校長にヤギが出産しそうとの連絡があり、急いで駆け付けると、間もなく雄ヤギが生まれた。

 贈られた当時妊娠をしていたこともあり、運動場の避難所設置工事期間中の8月は、ヤギにストレスを与えないように知人に預けていたという。しかしその間も頻繁に飼育委員の児童からヤギを見たいとの声があり、その都度児童らを連れてヤギの様子を見に行ったという世話の焼きぶり。

 当初は児童らが餌やりに飽きないかとの懸念もあったというが、逆に、休日も児童自らローテーションを組み餌やりを積極的に行っている。桃原校長は「生命の誕生の軌跡を知り、命の大事さが芽生えている」と目を細める。

 おぼつかない足で懸命にお母さんヤギに寄り添い乳を飲む赤ちゃんヤギの姿に児童たちからは「かわいい。転ばないで」の声が上がる。

 動物大好きという1年の比嘉友翔君(6)は「とてもかわいい。だっこしたい」とメロメロ。

 飼育委員で6年の玉城瑠音さん(12)と下地陽悠君(12)は「早く大きくなってほしい。早く名前をつけようよ」と桃原校長を急かせていた。(翁長良勝通信員)