興南高校(那覇市古島)で19日昼、生徒がグラウンドで体育祭のリハーサル中に次々と熱中症とみられる症状を訴え、1~3年の計26人が那覇市や浦添市などの病院へ搬送された。那覇市消防局などによると重症者はいない。男子生徒は計7人で軽症3人、中等症4人。女子生徒は計19人で7人が軽症、12人が中等症だった。いずれの生徒も、同日中には帰宅したという。

 同学園は「水分補給を呼び掛けていたが、各自で行うように伝えていた。水分補給の時間が不足していたと反省している」と説明した。22日の高校の体育祭と、23日の中学校の体育祭の延期を決めた。

 消防によると、午後0時10分ごろ学校側から「生徒に熱中症のような症状がある」と119番通報があり、那覇市の救急車全台数を含む計9台が出動した。

 同校によると、リハーサルは午前9時から開始。終了前の午前11時半前後から、気分が悪いと申し出る生徒が増えたという。

 気象庁によると、19日の那覇市の最高気温は午後0時54分に記録した32・8度で、平年よりも1・6度高かった。環境省の熱中症予防サイトでは、同市の当時の暑さ指数(WBGT)は30の厳重警戒レベルで、5段階中の上から2番目だった。