沖縄県うるま市で2016年に女性会社員=当時(20)=を暴行目的で殺害したなどとして、強姦(ごうかん)致死、殺人、死体遺棄の三つの罪に問われた元米海兵隊員で軍属だった被告(34)の控訴審判決公判が20日、福岡高裁那覇支部であった。大久保正道裁判長は殺人罪の成立を認め、無期懲役判決を言い渡した一審那覇地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

福岡高裁那覇支部(資料写真)

 控訴審初公判で被告側は、殺人行為を認定した証拠が「スラッパー(打撃棒)以外には被告人の自白しかない」と指摘。スラッパーによる殴打は「人を死亡させる危険性の高い行為であるとはいえない」として、殺人罪については無罪を主張していた。