<基地跡地利用>

佐喜真淳氏 特例措置の拡充推進

 嘉手納基地より南の返還跡地は、国際医療拠点、産業振興拠点などとして整備するほか、鉄軌道を導入し国営公園の誘致を目指す。とりわけ普天間飛行場には、基地の島・沖縄から、平和の拠点・おきなわへの返還を象徴する国連機関を誘致する。駐留軍用地の先行取得にかかる税制やインセンティブなど、特例措置の拡充を推進し、跡地利用推進法の改正を目指す。跡地利用を円滑に推進するため国庫補助対象や補助率などの拡充に取り組むほか、跡地利用を担う市町村を支援するため新たな国庫補助制度などの創設に取り組む。

玉城デニー氏 市町村の計画を支援

 中南部の駐留軍用地の跡地は、沖縄の新たな発展のための貴重な空間で、県土構造の再編にもつながる大きなポテンシャルを有する。既に返還された基地跡地では那覇新都心、小禄金城、桑江・北前の3地区の合計で、返還前と比べ経済効果は約28倍、雇用者数も約72倍となっている。今後返還が予定されている五つの米軍基地についても、約18倍の経済効果と雇用者数が見込まれている。関係市町村の跡地利用計画の策定を支援し、返還跡地の円滑な利用を進め、沖縄の自立的発展につなげる。駐留軍労働者の雇用確保に努める。