本島内の県立高校正門横の個人所有の建物に19日、OBの知事選候補者の名前とともに「卒業生を知事へ」などと記された懸垂幕2枚が掲げられ、波紋が広がった。同校は「公的な学校が特定の候補者を応援しているように見える」と懸念し、関係機関に撤去を要請。21日までに取り外された。

沖縄県知事選挙(資料写真)

 同校によると、懸垂幕を確認したのは19日午前。選挙権を持つ生徒がいることから、影響を不安視し、同日中に県選挙管理委員会や地元警察署、同候補の選挙事務所に撤去を求めた。

 候補者名が書かれた幕は19日に取り外されたものの、関連するもう1枚は残り、同校はその後も関係機関に働き掛けた。全て撤去されたのは21日だった。

 インターネットで情報が広がったほか、同校には苦情も寄せられたという。

 県選管は「公職選挙法に抵触する恐れがあったため、警察を通じて建物所有者にお願いし、撤去してもらった」と説明した。