哀愁を帯びた旋律で知られる北海道の民謡「江差追分」の日本一の歌い手を決める全国大会の決選会が23日、北海道江差町で開かれた。会場には地震の義援金の募金箱が設置され、大会長の照井誉之介町長は「鎮魂の歌でもあり、大会を通じて(被災地に)エールを送りたい」と語った。

 「江差追分」全国大会の一般の部で優勝した井上さつきさん=23日夜、北海道江差町

 21日に始まった全国大会は約370人が少年、一般、熟年の3部門で競った。一般の部で優勝した北斗市の主婦井上さつきさん(35)は「いろいろな人が今まで支えてきてくれて優勝できた」と涙。少年の部で優勝した堺市の中学3年今井柚唯子さん(14)は「優勝すると思っていなかったのでうれしい」と語った。(共同通信)