仲本工業の創業者・仲本興成(なかもと・こうせい)さんが22日午後2時24分、肺炎のため南風原町内の病院で死去した。87歳。旧久志村(現名護市)三原出身。告別式は26日午後2時から3時半、那覇市松山1の9の1、大典寺。喪主は長男豊(ゆたか)さん。

仲本興成さん

 仲本さんは1966年、沖縄市美里に仲本工業の前身となる鉄工所を創設。沖縄初の20階建て高層ホテルなど時代を代表する大型建築工事の鉄骨部門を数多く手掛け、「鉄骨の仲本工業」のイメージを確立した。82年には、株式会社に組織変更。鉄工業から総合建設業にシフトした。以降は県総合運動公園体育館、国立劇場おきなわ、新石垣空港などの大型建設事業に携わった。

 93年には県建設業協会の副会長、94年に県経営者協会の副会長に就任。97年11月には県内建設業の発展と郷土の繁栄に貢献したとして、秋の褒章で黄綬褒章を受章した。

 県建設業協会の下地米蔵会長は「創業者として苦労しながら会社を発展させた。協会の副会長などを務め、業界全体の発展にも尽力していただいた。ご冥福をお祈りしたい」とコメントした。