沖縄タイムスは朝日新聞社、琉球朝日放送(QAB)と合同で23、24の両日、30日投開票の宜野湾市長選に関する電話調査を実施し、取材で得た情報を加味して情勢を探った。前副市長の松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=と県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)=社民、共産、社大、立憲民主、自由、国民民主推薦=が互角の激しい戦いを繰り広げている。

(左)松川正則氏(右)仲西春雅氏

 ただ、有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 情勢調査と同時に実施した世論調査で、市長選で何を一番重視して投票するかを尋ねたところ、「基地問題」が46%で最も多く、「経済の活性化」35%、「人柄や経歴」8%、「支援する政党や団体」7%だった。

 米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移設することに「反対」が48%、「賛成」が31%だった。

 投票態度を明らかにした人で見ると、支持政党別で、松川氏は自民と公明の支持層をほぼ固めている。仲西氏は立憲や共産、社民支持層をほぼ固め、自民支持層をわずかに取り込む。

 無党派層では仲西氏が6割、松川氏が4割ほどに浸透している。男女別では、男性は松川氏の支持が多く、女性の支持はほぼ並んでいる。

 安倍内閣の沖縄の基地問題に対する姿勢を「評価する」が18%、「評価しない」が67%。「評価する」と答えた人のほとんどが松川氏、「評価しない」と答えた人の6割超が仲西氏を支持している。

 市長選の関心度では「大いに関心がある」が54%、「少しは関心がある」が38%、「関心はない」が7%だった。

 投票に「必ず行く」が83%、「できれば行きたい」が13%、「行かない」が3%となった。

調査方法

 コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、宜野湾市内の有権者を対象に23、24の両日、調査した。有権者がいる世帯と判明した番号は1461件、有効回答は750人。回答率は51%。