展示ケース内の有害物質濃度が高かったとして、高知県立坂本龍馬記念館(高知市)は25日、10月からの特別展で京都国立博物館(京都市)から借り受ける予定だった坂本龍馬直筆の手紙の実物など重要文化財に指定されたものを含む資料31点の展示を取りやめると発表した。特別展自体は予定通り開催し、レプリカなどを展示する。

 基準値を上回る有害物質が計測された高知県立坂本龍馬記念館の展示ケース=25日午後、高知市

 重要文化財の展示には、資料を劣化させる有機酸やアルデヒド類などのケース内濃度が基準値以下の必要があるが、8月の計測で大幅に上回っていた。原因は特定できていないが、ケースに使われた接着剤が関係している可能性があるという。(共同通信)