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「組織力ある方に有利というが…」 台風24号、沖縄知事選にどう影響?

2018年9月27日 11:33

9秒でまるわかり!

  • 台風24号接近で立候補者は期日前投票対策強化など対応に追われる
  • 続く雨と台風で工期が遅れている、と期日前投票を断る支持者も
  • 投票日当日に外出不可の事態も想定、期日前が勝負とみる陣営も

 30日投開票の知事選に、思わぬ「嵐」が吹き始めている。29日ごろに沖縄地方にかなり接近する恐れがある、猛烈な台風24号だ。「投票日の繰り延べはあるのか」「期日前投票対策が急務だ」−。立候補している佐喜真淳氏(54)と玉城デニー氏(58)の両選対は緊急会議を開くなど、対応に追われている。

台風の影響が心配される沖縄県知事選

期日前投票対策を強化

 佐喜真氏の選対は台風接近を受け、緊急対策会議を開催。推薦や支持を表明している業界団体を通して、加盟する各企業などに積極的に期日前投票に行くよう促した。直撃の可能性がある宮古島市や石垣市の支部にも同様の指示を出した。玉城氏の選対も緊急会議で期日前投票への呼び掛けをさらに強めることを確認した。

 だが、両選対とも、選挙への影響を測りかねているのが実情だ。

 組織動員力がある佐喜真氏選対の関係者は、今回、既に期日前投票数が前回知事選の倍近くになっていることを念頭に「従来なら組織票を持っているわれわれが有利だが、今回は相手陣営も力を入れている。期日前でどちらが有利に働くか、正直分からない」とこぼす。

 別の関係者は、台風対策のため建設業界へ期日前投票を呼び掛けたところ「これまでの雨で工期が大幅に遅れている。台風が来る前に仕事をしないといけない」と、そっけなく返されたと打ち明ける。

 一方、玉城氏の選対は、期日前に力を入れながらも、「最後は投票日当日の票で抜け出す戦略」(選対幹部)を立てている。「当日、有権者が暴風雨で外出できなければ、大変な事態になる。両陣営とも相当な打撃で、期日前投票の勝負になるだろう」と懸念を深める。

 別の関係者は焦りをにじませながら「ただでさえ大変な期日前対策に、台風対策も重なった」と肩を落とした。(知事選取材班)

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