30日投開票の沖縄県知事選挙は27日から最終盤の「三日攻防」に突入する。沖縄県知事選は前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、「オール沖縄」勢力が推す前衆院議員の玉城デニー氏(58)の事実上の一騎打ちとなっている。初日には自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長や立憲民主党の枝野幸男代表も来県する。両候補は26日、多くの有権者の支持拡大を目指し、本島中南部で街宣や集会に参加。台風24号の沖縄地方接近を念頭に早めの期日前投票を呼び掛けた。

支持を訴える佐喜真淳氏(左)と玉城デニー氏

 佐喜真氏は正午から那覇市新都心で街宣。その後、選挙カーで市内を巡りながら、期日前投票の呼び掛けや政策を訴えた。午後は同市内の企業を訪問し支援を呼び掛けた。夕方には沖縄市で開かれた集会に参加。「復帰半世紀を迎える時が大きな勝負。県経済が伸び、県民の暮らしを豊かにさせたい。その節目が今回の選挙だ」と支持を訴えた。

 玉城氏は午前中、宜野湾市長候補の仲西春雅氏(57)と宜野湾市内を遊説し、支持を訴えた。夕方には、南城市の佐敷老人福祉センターで開かれた総決起集会に参加。「平和があってこそ経済が安定する。翁長雄志知事が言っていたように(辺野古の新基地建設は)絶対に認めない。絶対阻止する」と支持者らに力強く決意を語った。

 このほか、元那覇市議で琉球料理研究家の渡口初美氏(83)と元会社員の兼島俊氏(40)も立候補している。