オレンジ色の看板が目印のかわいらしい店構え。ケーキとパンの店「sweetly(スイートリー)」は豊見城市宜保の住宅街にある。店に入るとオレンジ色の帽子をかぶった店主のパティシエ、當間学さん(46)が笑顔で迎えてくれる。

人気のシュークリームや塩ロールケーキ、シフォンケーキ

イメージカラーのオレンジの帽子姿で商品を手にする店主の當間学さん=豊見城市宜保

sweetly(スイートリー)の場所

人気のシュークリームや塩ロールケーキ、シフォンケーキ イメージカラーのオレンジの帽子姿で商品を手にする店主の當間学さん=豊見城市宜保 sweetly(スイートリー)の場所

 那覇市から移転して10月でちょうど7周年になる。子どものころから菓子作りが好きだったという當間さん。経験なしで那覇に店をオープンした後、やはり勉強が必要と修業し直して、豊見城の地で再出発した。

 ケーキの一番人気はしっとりした生地の塩ロールケーキ(1本1100円)とメープルカステラ(ホール1300円)。チョコが濃厚で食べ応えがある「プラリネロールケーキ」も人気だが、作るのは1日がかりでなかなか店に出せず、常連客から「幻のケーキ」と呼ばれている。

 當間さんがこだわっているのはシュークリーム。手に入るすべての牛乳でカスタードを作り比べ、1本に絞った。

 パンは菓子パンのほか、火・木曜は「明太子ポテト」などの調理パンも出す。

 一番人気はフレンチトーストと「パンシュー」。評判のフレンチトーストはおいしい食パンがあってこそ。午前9時から仕込んで焼き上がるのは午後2時半。発酵にたっぷり時間をかける。パンシュー(限定20個)はパン生地にシュークリームのクリームを詰めた當間さん考案の一品。それぞれ90円、80円とリーズナブルで、100円を握りしめてやって来る小学生に人気だ。

 市宜保、上田界隈(かいわい)はケーキ店やパン屋が集まる“激戦地”だが「東京の自由が丘みたいで面白い」。

 店内にはイートインスペースもあり、コーヒーや紅茶を注文できる。店名のsweetlyは英語で「心地よい」という意味。「お客さんに居心地よい空間を提供したい」(南部報道部・高崎園子)

 【お店データ】豊見城市宜保1の3の2。営業は火・木曜は午後1~7時半、水・金・土曜は午前11時~午後7時半、日・月曜定休。イートイン6席。駐車場5台。電話098(856)3611。