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「こんなの初めて」暗がりで投開票 台風24号の停電で沖縄知事選

2018年10月1日 07:47

 沖縄県知事選投票日の30日、台風24号の影響で一部の投票所では停電が続き、発電機につないだライトが照らす中、有権者が票を投じた。糸満市は、開票所となった西崎総合体育館が停電のため、急きょ消防や自治会などから発電機や照明を借りて暗い中で開票作業に当たった。

停電のため消防などから借りた発電機で明かりをつくり、開票作業をする糸満市の職員ら=30日午後9時5分、糸満市・西崎総合体育館

 市職員によると「初めてのこと」。市内では同日午後9時半現在、7320戸で停電が続く。開票場所の変更もできなかったという。

 票を開ける際には、「暗いから気を付けて」との声が上がり、職員は慎重に投票用紙を確認していた。

 県内11市の選挙管理委員会によると、同日午後3時半現在、11市の投票所223カ所のうち51カ所で停電。豊見城市内では投票所8カ所のうち市役所を含む4カ所が停電した。発電機を持ち込んだり、投票用紙の交付を手渡しにしたりするなど市選管職員は対応に追われた。市役所で投票した男性(43)は「停電の中で投票するのは初めて。台風の影響だから仕方がない。でも投票できて良かった」と安堵(あんど)。職員は「今回の選挙は時期も含め、台風など想定外のことが多過ぎて大変」と苦笑いした。

 南風原町津嘉山地域振興資料館の投票所では、29日からの停電が復旧せず、発電機3台を使って投票用紙の交付機や照明などを稼働させた。台風の後片付けを終えて投票に訪れた男性(44)は「期日前に行こうと思ったが台風の足が速かったので当日でも大丈夫だと判断した。晴れて良かった」と話した。

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