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宜野湾市長は松川氏 前市政継続を信任 「オール沖縄」候補を破る

2018年10月1日 05:15

 【宜野湾】米軍普天間飛行場問題を最大争点に、暮らしや街づくりの在り方が問われた宜野湾市長選が30日投開票され、政府与党の支援を受けた無所属新人で前副市長の松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=が2万6214票を獲得し、初当選を果たした。「オール沖縄」勢力が支援した無所属新人で県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)=社民、共産、社大、立憲民主、自由、国民民主推薦=を5239票の大差で退けた。投票率は64・26%で、前回2016年1月の市長選挙を4・46ポイント下回った。

当選を決め、支持者とともに万歳で喜ぶ松川正則氏(左から3人目)=30日午後11時11分、宜野湾市普天間(古謝克公撮影)

当選を決め、支持者とともに万歳で喜ぶ松川正則氏(左から3人目)=30日午後11時11分、宜野湾市普天間(古謝克公撮影)

 松川氏は副市長としての実績を基に前市政の継承発展を前面に掲げて選挙戦に臨んだ。普天間問題については両氏とも早期閉鎖・返還、固定化阻止を訴えたが、名護市辺野古の新基地建設に反対する仲西氏に対し、松川氏は賛否を示さなかった。市民は、普天間の返還や運用停止の実現を優先した形となる。

 一方の仲西氏は、昨年12月に市内保育園、小学校で起きた米軍ヘリの部品落下事故を受け、学校上空の米軍機飛行停止などを実現する「教育環境の改善」を前面にアピールしたが、市民に浸透しきれなかった。

 松川氏は1953年9月20日生まれ。市野嵩出身。73年に宜野湾市役所に採用された。76年琉球大学短期大学部法経学科卒業。議会事務局次長、局長を歴任し、2012年2月末に退職。同年3月から18年9月12日まで副市長を務めた。

松川氏「政策に力注ぐ」

 松川正則氏の話 副市長6年半の実績に期待いただいたと思う。有権者に感謝したい。市長の重責は熟知している。宜野湾を一番にする多様な政策に、さらに力を注ぐ。米軍普天間飛行場の固定化は許さない。埋め立て承認撤回など県の動向も見極めて行動したい。

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