台風24号による広範囲な停電は1日も続き、学校運営に影響が出ている。給食が用意できなかったり、トイレが使えないなどの理由で、臨時休校や午後休校が相次いだ。

停電のため給食が配給できずに午前中で下校する沖縄市内の児童たち=1日、沖縄市

 恩納村の喜瀬武原小中学校は、電気と水道が復旧せず、給食を用意できないため臨時休校になった。同村は、2日も4小中学校の休校を決定している。

 那覇市や沖縄市、北谷町、本部町など9市町村の小中学校でも給食が中止になり、多くが午前中で授業を打ち切って児童・生徒を下校させた。給食は提供できたが食材を確保できずにメニューを変更したり、レトルトの非常食で対応したりした学校もある。

 停電のため水をくみ上げるポンプなどに不具合が生じてトイレが使えなくなりる学校も相次いだ。コザ、前原など県立6高校は休校に。那覇市立開南小学校は、発電装置をつないで、蛇口やトイレを使用できるようにした。

 3調理場が停電した沖縄市は影響が大きく、1日は市内の小中学校全24校中16校で給食を配給できなかった。市教委によると、調理器具が使えなくなったほか、食器の洗浄などもできなくなったことが理由という。児童・生徒は午前中までに下校となった。

 市教委は「各学校長の判断に任せているが、2日も電気が復旧しなければ、1日と同様の対応になる」と説明している。

 市大里の母親(34)は「自宅もまだ停電中で子どもを連れて帰ってもご飯が作れない。早く普通の生活に戻りたい」と疲れを見せた。