気象庁によると猛烈な台風25号(コンレイ)は2日午後3時現在、フィリピンの東の海上にあって、暴風域を伴いながら時速約15キロで北西に進んでいる。台風は今後、沖縄の南の海上を北西に進み、4日夜には宮古島の南東海上に達する見込みで、4日夜から5日には「非常に強い」勢力となり、先島諸島や本島地方に接近する恐れがある。先島諸島や本島地方では暴風や猛烈なしけとなる見込みで、気象庁は早めの台風対策を呼び掛けている。

2日午後3時半の台風25号(ひまわり8号リアルタイムwebから)

台風25号の進路予想図(気象庁HPから)

2日午後3時半の台風25号(ひまわり8号リアルタイムwebから) 台風25号の進路予想図(気象庁HPから)

 沖縄地方の沿岸の海域では、うねりを伴い波が高く、3日は次第にしける見込み。うねりを伴った高波に十分注意を。沖縄地方では台風の進路などによっては、3日は大しけ、4日から5日にかけては大しけや猛烈なしけとなる見込み。予想される波の高さは2.5~5メートル。

 中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径170キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心から半径440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 沖縄地方では3日、大陸の高気圧と台風との間で気圧の傾きが大きくなるため、本島地方と先島諸島では北または北東の、大東島地方は東の強い風が吹く見込み。4日は先島諸島で、5日は先島諸島と沖縄本島地方で暴風になるという。

 予想される最大風速(最大瞬間風速)は3日=本島地方15メートル(25メートル)大東島地方15メートル(25メートル)先島諸島18メートル(30メートル)。

 本島地方や先島諸島では4日から5日は台風の影響で大雨となり、5日は警報級の雨が降る見込み。4日も台風の進路等によっては警報級の雨が降る恐れがある。

 大東島地方では3日にかけて積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こる恐れがある。屋外活動などには注意。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど安全の確保を。