琉球銀行(川上康頭取)は3日、那覇市久茂地の本店ビル(地下1階、地上5階)を建て替え、2023年12月に新ビルでの営業を始めると発表した。築52年が経過し老朽化しているためで、新ビルには本店機能のほか連結6社を集約する方向で検討している。現本店は21年9月から解体を始め、工事期間中は本社を那覇市内に仮移転する。

建て替えが決まった琉銀本店=那覇市久茂地

 新ビルには、本店にある8部署のほか、浦添市内間の琉銀浦添ビルと那覇市久茂地の琉球リース総合ビルに分散している5部署が入る。連結6社も入居し、会議室や車両、システムを共同使用することで経費削減につなげる。具体的な施設計画は今後1年かけて行内で議論し、金融庁とも調整する。現時点では「地域の人とモノを結ぶ建物」がコンセプトに挙がっている。

 現本店は1966年に建てられた。沖縄電力本社ビルや國場ビルと同じように米軍の工兵隊が設計したとの記録があり、無柱空間や半円形の窓が特徴。69年には地上2階分を増築した。延べ床面積は7523平方メートル。

 2013年11月には「長期使用には耐震工事が必要」と診断されたが、建て替えか耐震工事かの結論が出なかったという。本店裏の駐車場などとの一体開発は未定。