大型で強い台風25号は5日午前7時現在、久米島の南南西約170キロにあり、時速25キロで北へ進んでいる。暴風が吹き荒れた宮古島地方と沖縄本島地方では、風にあおられ転倒するなど少なくとも6人が負傷した。沖縄本島北部・中南部の暴風警報は5日午前6時54分、解除された。

台風25号が接近した沖縄=4日

台風25号が接近した沖縄=4日

 沖縄電力によると5日午前6時12分現在、県内で2万4360戸が停電している。NTT西日本によると、4日午後5時現在、固定電話などの故障申告は4149件に上った。

 台風は5日午前7時現在、中心気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径190キロ以内が風速25メートル以上の暴風域になっている。

 渡嘉敷村では同日午後10時45分に最大瞬間風速40・3メートル、うるま市宮城島で同日午後11時に38・4メートル、南城市糸数で午後9時22分に38・3メートルを観測した。また、国頭村国頭では午後10時半までの24時間に156・5ミリの雨が降った。

 5日午前9時には、久米島の北北西約220キロにあり、時速25キロで北北西に進む見込み。台風は中心気圧965ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルの見通し。

 同日午後9時までの24時間に多いところでは、沖縄本島地方で250ミリ、宮古島地方で150ミリ、八重山地方で100ミリの雨が降ると予想されている。また、同日も風が猛烈に吹く見込み。