鳥取県で7日に開催された「第5回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」(主催・同実行委員会)で、九州・沖縄ブロック代表の県立真和志高校が初優勝を果たした。戦後沖縄を復興した祖父母世代への感謝や、戦争体験と平和への思いを継承する決意を手話で表現した。

全国高校生手話パフォーマンス甲子園で初優勝した真和志高校の生徒たち=7日、鳥取県米子市(提供)

 手話甲子園は、手話を使ったダンスや劇、コントなど自由な手法で表現力を競う大会。今回は全国の予選を勝ち抜いた20チームが出場した。

 真和志高校は、県出身人気バンドHYの楽曲「時をこえ」に合わせ、エイサーを盛り込んだ演劇を部員13人で披露。2016年に準優勝、17年に審査員特別賞と、優勝に一歩届かなかった悔しさをばねに、大会前の約4カ月間は毎日のように練習を重ねたという。

 優勝が発表された瞬間は泣きながら抱き合ったといい、副部長の西江樹(たつき)さん=同2年=は「まだ信じられない。手話を普及するために、県内のいろんな所で披露する機会がほしい」と喜んだ。

 部長の山城将希さん=同高3年=は「練習の成果を思い切り出すことができた。後輩に2連覇を目指してほしい」と期待を込めた。