【ルイス高江洲佳代子通信員】アトランタ沖縄県人会(金城由美子会長)はこのほど、ウチナージュニアスタディー事業で沖縄を訪問したヒュウ・カニングハムさん(16)を迎え、体験報告を聞いた。

事業の最終日にエイサーを披露し、メンバーと記念撮影するヒュウ・カニングハムさん(右)=那覇市内

 ヒュウさんは、5年間学んだスペイン語で南米の参加者と会話するなど県内・海外の若者らと交流。「白いビーチにエメラルドの海、赤瓦から静かに見守るシーサー。アーケードの下のエプロン姿のおばあたちの日焼けした顔には笑みがいっぱい。アトランタではできない体験で、出会うみんなが自分の未来にエールを送っているように思えた」と幸せそうに話した。

 エイサーを習う時間もあり、指導者のダイナミックなばちさばきに魅了された。三線などの伝統芸能に今後とも力を入れたいという。

 また、北中城村の祖父・新垣孝明さん宅で4日間ホームステイ。危機一髪で日本兵から逃れた祖父の戦争体験を聞き、今の島からは想像できない過去を知った。祖母の家庭料理、初対面のいとこや親戚に囲まれて絆を強めた。

 「今後も沖縄と米国の懸け橋になりたい」と目を輝かせるヒュウさん。県人会の理事でもあるヒュウさんの母、新垣こずえさんは「イチャリバチョーデーで沖縄で多くの出会いがあり、2週間のグループ学習で自信につながったと感じる」と息子の成長をうれしそうに語った。