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「指導者冥利に尽きるね」 西武の沖縄コンビ育てた名監督、多和田の最多勝祝う

2018年10月10日 19:54

 沖縄県中城村出身で、プロ野球西武で今季16勝を挙げた多和田真三郎(25)のパ・リーグ最多勝が決まった。沖縄県勢では昨年のソフトバンクの東浜巨(28)に続く快挙で、初のタイトル獲得に県内の家族や関係者は祝福の声を上げた。

2017年6月、故郷沖縄で行われた千葉ロッテ戦に先発し好投する西武の多和田真三郎=沖縄セルラースタジアム那覇(金城健太撮影)

松坂の番号受け継ぐ

 多和田は2015年、ドラフト1位で西武に入団。松坂大輔(現中日)がつけていた背番号18を受け継ぎ、1年目からローテーションを守っている。

 母もとこさん(59)は「うれしい。本当におめでとうと言いたい」と喜んだ。小1のときに2人の兄の影響で野球を始め、作文に「プロ選手になる」と書いたことを思い出したという。「まさか本当になるとはねえ」と成長ぶりに驚いた。

 中部商卒業時、プロ志望届を出したが指名されなかった。「大学に入って悔しい思いを力に変え、頑張ったのがよかったのかな。けがのないよう気をつけて、チームのためにこれからも勝ってもらいたい」とさらなる活躍を願った。

山川とダブル戴冠へ

 中部商の監督だった盛根一美さん(66)は、多和田を「サブロー」と呼んで指導したという。「7勝、5勝ときて、今季は2桁勝てればいいなと思っていたが最多勝とは…。優勝し、さらに個人タイトルなんて指導者冥利(みょうり)に尽きる」と感無量な様子。その上で「打線に助けられている面もある。CSでは最多勝らしくしっかり抑え、日本シリーズで活躍してほしい」と期待を込めた。

 ドラフト7位で1998年に西武へ入団した平良幸一さん(48)は「打線と投手のかみ合いが良かった」と後輩の活躍を喜ぶ。最多勝への原動力は「結婚し、頑張って家族を支えなければとの自覚が出たんじゃないか。メンタル面が強くなり、いい結果に結びついたと思う」と分析した。

 西武では、沖縄県出身の山川穂高選手が本塁打王獲得をほぼ手中にしている。平良さんは「2人の活躍は沖縄野球界や子どもたちにとってもプラスになる。もっと頑張ってほしい」とエールを送った。

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