名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」(製作・東宝)の新キャスト発表会が10日、東京都内のホテルであり、主要人物のエポニーヌ役で沖縄県出身の女優・屋比久知奈さん(24)、ジャベール役に父親が沖縄県出身の俳優・伊礼彼方(かなた)さん(36)がそれぞれ選ばれた。来年4~9月に東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市で公演される。

新キャスト発表会で登壇する屋比久知奈さん(左から3人目)と伊礼彼方さん(同4人目)=日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京

 オーディションで大役を射止めた屋比久さんはミュージカル出演2作目。「去年初めて観劇し、出てみたいと強く思った。歴史ある素晴らしい作品に出演できて光栄で、責任も感じている。私なりに役に向き合いたい」と意気込む。

 沖縄出身の父とチリ出身の母を持ち、幼少期をアルゼンチンで育った伊礼さんは「ジャベール役をいつかやりたいと思っていたが、思ったより早くたどり着けた。今までに培った引き出しを駆使して挑みたい」と語った。

 県出身では、歌手・女優の知念里奈さんがファンテーヌ役を務めるほか、俳優の大嶺巧さんも出演する。

 フランスの文豪ビクトル・ユゴー原作の「レ・ミゼラブル」は、日本では1987年の初演以来、3172回上演されるなど、世界の演劇史を代表する作品。