9月末に札幌市で開かれた第4回全国豆腐品評会(主催・全国豆腐連合会)で、沖縄県宮古島市で「まごとうふ」を営む下地直弥さん(35)が最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した。地方予選を勝ち抜いた98社が4部門に161点を出品。「寄せ・おぼろ豆腐の部」に出品した下地さんは4部門の中で最高得点となり、初出場で日本一に輝いた。九州・沖縄の店舗が最優秀賞を獲得するのは初めて。

第4回全国豆腐品評会で最高得点を獲得した「濃厚おぼろ豆腐」

表彰状を手に喜ぶ下地直弥さん=10日、宮古島市平良下里

第4回全国豆腐品評会で最高得点を獲得した「濃厚おぼろ豆腐」 表彰状を手に喜ぶ下地直弥さん=10日、宮古島市平良下里

 大会は地方予選も含め211社537点が出品。下地さんは「濃厚おぼろ豆腐」で予選を勝ち抜き、本選に出場した。おぼろ豆腐は絹ごし豆腐よりも濃厚な豆乳を使うのが特徴で、下地さんはクリーミーで粘り気を残しつつも喉ごしの良い食感に仕上げ、甘い香りにこだわったという。

 審査員13人が味や食感、香り、外観の4項目で評価し、「寄せ・おぼろ豆腐の部」で1位の金賞を獲得。他3部門の金賞の中でも最高得点で最優秀となった。

 下地さんは「遠隔地は鮮度の面で不利と言われており、皆が驚いていた。自分も難しいと思っていたので自信になった」と喜ぶ。「連覇」を目指し来年も出場予定でさらなる味の追究へ気合を入れた。