ハワイ日系人の歩みと功績を考えるトークショーが10日、那覇市のタイムスビル2階ギャラリーで開かれた。同ビルで開催中の「ハワイ日系人の歩み写真展」の関連イベント。写真展実行委員長のバーンズ山下さんと沖縄ハワイ協会会長の高山朝光さんが登壇し日系2世の功績やハワイと沖縄の関係について語った。

日系2世兵士の功績などについて語るバーンズ山下さん(左端)=10日、那覇市・タイムスビル2階ギャラリー

 日系3世の山下さんは、第2次世界大戦時の2世兵士の苦難や功績を写真を交えて説明。「2世は1世の両親から日本の価値観を学んでいる。2世退役軍人の多くは両親から『家族に恥をかけないよう頑張りなさい』と言われていた」と2世の功績の背景を語った。

 高山さんは、戦後にハワイの県系移民が沖縄にブタ550頭を贈った歴史に触れ、「ブタを贈る時にいかに苦労したか。これは同胞愛、人間愛、ヒューマニズムだと思う」とたたえた。 山下さんは「ハワイの人たちにとっても大事な物語。この物語と、沖縄とハワイの交流が続くことが大事だと思っている」と話した。