沖縄県名護市の羽地学校給食センターが9日に作った給食に異物混入の疑いがあったとして、市が小中学校や幼稚園計8施設で一部メニューを提供しなかったことが11日、分かった。給食の調理後に職員が包丁を洗った際、刃先が1~2ミリ欠けていることを確認した。児童と園児25~26人が疑いのあるメニューを食べたが、市教育委員会によると11日現在、体調に異常がある子どもはいない。

羽地学校給食センターで確認された刃先が欠けた包丁(名護市教育委員会提供)

 市教委の中本正泰教育次長が同日、市議会9月定例会の冒頭で報告した。

 市教委によると、異物混入の疑いがある給食が提供されたのは初めて。中本次長は陳謝し「食材を切る直前と直後の確実な点検を行う」と再発防止を強調した。

 包丁は「紅イモごま団子」の調理に使った。職員が午後0時15分ごろに刃先の欠損を確認し、各施設に同メニューを食べないよう連絡したが、一部施設ではすでに食べ始めていた。

 市教委は9日、県教委に電話で報告。保護者には翌10日、異物混入の疑いと一部メニューを提供しなかったことについてのおわび文書を配るなどして説明した。10日以降の給食は通常通り提供されている。