文部科学省が医学部入試の緊急調査で、順天堂大(東京)など複数の私立大に対し、合否判定の際に女子や浪人生を不利とするなど不適切な扱いをした可能性について説明を求めていることが12日、関係者への取材で分かった。不正に該当しないと主張している大学もあり、文科省は今後慎重に事実解明を進める。

 文部科学省=9月21日、東京・霞が関

 関係者によると、医学部医学科を置く全国81大学のうち、過去6年間の入試で男女の合格率の格差が最も大きい1・67倍だった順大など複数の私大に詳しい説明を求めている。

 順大担当者は「入試で女子や浪人生への差別はしていない。縁故や寄付金に結び付いた選考も一切していない」と語った。(共同通信)