琉球王国時代の様子を知ることができる貴重資料計18点を展示する首里城公園の展示会「守れ!琉球の宝~琉球関係文化財収集初お披露目展~」が南殿2階特別展示室で開かれている。12月13日まで。

老朽化のため明治期に解体された中山門。守礼門と対をなす美しい門として親しまれていたという(沖縄美ら島財団提供)

琉球王国時代の18~19世紀に作られたとみられる香炉=那覇市の首里城公園内

老朽化のため明治期に解体された中山門。守礼門と対をなす美しい門として親しまれていたという(沖縄美ら島財団提供) 琉球王国時代の18~19世紀に作られたとみられる香炉=那覇市の首里城公園内

 展示品のうち初公開資料は17点。王族や士族たちが客をもてなす際に使った高さ23・4センチの香炉「鉄釉丁子風炉」や、かつて守礼門と対をなす美しい門として親しまれ、明治時代に老朽化を理由に取り壊された「中山門」を中心に描いた「中山門図」(大正~昭和初期に製作)など。沖縄美ら島財団の宇保朝輝さんは「中山門に焦点を当てた絵図資料はほとんど残っておらず貴重だ」と語った。

 人物に着目した企画展「御後絵と琉球絵画」も黄金御殿特別展示室で11月29日まで開催。白黒写真を基に色付けして復元した第17代国王「尚こう王」と第18代国王「尚育王」の御後絵などが展示されている。