父親「学校の対応不適切」

 「学校が適切な対応を取っていれば一人息子が命を落とすことはなかった」。自殺した豊見城市の小学4年の男児の父親が12日、県庁で記者会見し、提訴へ踏み切った思いを語った。

 事故後、「男児は親から虐待されていた」など事実と異なる内容がインターネットなどで拡散したという。父親は「学校側は真偽を確認しないまま情報を信じ、私たち遺族を苦しめた」と振り返り、「第三者委員会の結論後も真摯(しんし)な反省が見られなかった」と批判した。

 「全国には、いじめで自殺する子どもは多いと聞く。同じような自殺を防ぎ、地域の風評被害をなくすためにも、裁判で闘っていきたい」と話した。