大弦小弦

[大弦小弦]沖縄野球の一つの到達点だ。プロ野球パ・リーグを制した西武で…

2018年10月16日 07:57

 沖縄野球の一つの到達点だ。プロ野球パ・リーグを制した西武で、16勝を挙げた中城村出身の多和田真三郎投手(25)が最多勝に、47本塁打を放った那覇市出身の山川穂高選手(26)が本塁打王にそろって輝いた

▼多和田投手は柔らかい股関節を生かし、前足を目いっぱい踏み出して投げる。山川選手のフルスイングは、強靱(きょうじん)な体幹と軸足の回転で軽々とスタンド上段まで飛ばす。個性豊かな2人が西武優勝の投打の立役者となった

▼中部商高と富士大の先輩・後輩だ。高校時代、山川選手は島袋洋奨投手(ソフトバンク)の興南に、多和田投手は神里和毅選手(DeNA)の糸満に敗れ、甲子園行きを阻まれた

▼中部商監督だった盛根一美さん(66)は「いい選手が各校にいて、どこが甲子園に出てもおかしくない時代。2人とも決勝敗退の悔しさをバネに、投げ込んで振り込んで努力した結果」とたたえる

▼これまで安仁屋宗八さん(74)から昨季パ最多勝の東浜巨投手(28)まで、沖縄はプロに多くの好投手を輩出してきた。強打者は打点王になった石嶺和彦さん(57)を除くとなかなか出ていなかったが、ホームラン王が誕生する時代が来た

▼今夏は首里の甲子園初出場から60年の節目。1勝を目指して試行錯誤を繰り返し、沖縄野球の土台を築いた先人たちの努力はプロ野球界でも実を結んでいる。(磯野直)

基地で働く―軍作業員の戦後
沖縄タイムス社
沖縄タイムス社
売り上げランキング: 352,603

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

あわせて読みたい

関連リンク

大弦小弦のバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS