スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」のボルゲ・ブレンデ総裁が来日し、16日、東京都内で共同通信のインタビューに応じた。保護主義の潮流が世界的に高まる現状について「世界経済は分岐点にさしかかっている」と語り、対立緩和に向けて主要国が協力する重要性を訴えた。

 インタビューに応じる「世界経済フォーラム」のボルゲ・ブレンデ総裁

 ブレンデ氏はグローバル化の進展でサプライチェーン(部品の調達・供給網)が世界に張り巡らされたと指摘。米国と中国の貿易制限措置の応酬を念頭に「一つの国で問題が起きれば他の国に波及する」と強調した。世界経済は貿易を軸に成長してきたが、協力すべき局面に入ったとの認識を示した。(共同通信)