県出身の元歌手、安室奈美恵さん(41)の引退から1カ月が過ぎた。ライブや花火大会などラストイベントまでのフィーバーは一段落したが、レコード店では今もCDやDVDが売れ続け、14日に安室さんに密着した日本テレビ系の特別番組を放送した琉球放送にも「ありがとう」と反響が寄せられた。長年のファンたちは寂しさを抱えつつ、今日も安室さんの存在に元気をもらう。

安室奈美恵さんの引退日、県内過去最大の花火が盛大に打ち上げられた=9月16日、宜野湾海浜公園トロピカルビーチ

花火のシュミレーション画面と点火器を広げ、県内過去最大の花火ショーを振り返る金城春樹さん=9月16日

夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ

夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ

夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ

安室奈美恵さんの曲に合わせて上がる花火に大喜びのファン=16日午後7時47分、宜野湾海浜公園

安室奈美恵さんの引退日、県内過去最大の花火が盛大に打ち上げられた=9月16日、宜野湾海浜公園トロピカルビーチ 花火のシュミレーション画面と点火器を広げ、県内過去最大の花火ショーを振り返る金城春樹さん=9月16日 夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ
夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ
夜空を彩る安室奈美恵さんの引退ラストデー花火=9月16日午後、宜野湾トロピカルビーチ
安室奈美恵さんの曲に合わせて上がる花火に大喜びのファン=16日午後7時47分、宜野湾海浜公園

 「あれだけ大きな仕事は、一生で1度出合えるかどうか」。安室さんが引退した9月16日に宜野湾市であった「WE ♥ NAMIE HANABI SHOW」に関わった花火業者の一つ「サウスエリア」(宜野湾市)の金城春樹さん(36)は、しみじみと振り返った。県の開示資料によると、セブン-イレブン・ジャパンと沖縄タイムス社が共同企画した花火ショーでは650キロの黒色火薬が使われ、約1万2千発が夜空に咲いた。それまで県内最大規模だった2014年のクリスマス音楽花火フェスティバルin沖縄、16・17年の琉球海炎祭の火薬量150キロと比べると約4・3倍に上る。

 安室さんの13曲で構成した1時間のショーは、過去のインタビューなどで「自分のライブを客席から見てみたい」と語った安室さんの思いに応え、岐阜県の高木煙火を中心に噴水やレーザー、電飾業者などが協力。緩急を織り交ぜた連続花火で、ステージを疾走する姿やバックダンサーとの共演を表現し、安室さん本人も特設会場内で鑑賞した。

 金城さんはアップテンポな「Show time」を担当し、コンピューター制御による点火は100分の1秒までタイミングにこだわった。「一般的な祭りのフィナーレは30秒で20~30発。『Show time』はラストのサビの30秒で600発打ち上げた。全てがケタ違いです」

 プロ野球巨人の長嶋茂雄さんや歌手の山口百恵さん。引退の言葉や演出が伝説となった著名人の中で「『安室さんの時は花火がすごかったよね』と人々の記憶に残り、安室さんを知らない世代にも語り継がれたらうれしい」と願った。