大阪市中央区の大阪城公園でたこ焼きなどを売る「宮本茶屋」で得た所得を申告せず、約1億3千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた経営者の宇都宮タツ子被告(72)=同市西成区=の論告求刑公判が17日、大阪地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、検察側は懲役1年、罰金3900万円を求刑し結審した。判決は12月12日。

 無期限営業自粛となった大阪城公園にあるたこ焼き店「宮本茶屋」=8月、大阪市

 検察側は論告で「納税義務の存在を知っていたのに、貯蓄したいとの身勝手な理由で脱税し結果は重大だ」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で「現在は営業をやめており、大きな社会的制裁を受けている」として寛大な判決を求めた。(共同通信)