2014年に自殺した女子高校生の長女=当時(16)=が通っていた岩国児童相談所(山口県岩国市)の相談記録を非開示にしたのを不服として、父親が児相を所管する県に情報開示を求めた訴訟の判決で、山口地裁(福井美枝裁判長)は17日、「遺族も開示請求の資格がある」として県の非開示決定を取り消した。

 判決によると、父親は元妻と06年に離婚。長女は親権者である元妻に育てられていたが、14年11月に自殺した。父親は15年1月、同児相が持つ長女の相談内容や家庭状況などの記録の交付を求めたが、県は同年2月、開示しない決定をした。(共同通信)