神奈川県大井町で昨年12月、酒気帯び運転でパトカーに追跡されている最中に死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われた大木司被告(21)の裁判員裁判で横浜地裁小田原支部(安藤祥一郎裁判長)は19日、懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。

 判決理由で安藤裁判長は、居酒屋で飲酒後に友人らと2軒目に行くために運転した大木被告が、飲酒の発覚を恐れパトカーから逃げたことが事故につながったとして、「誠に身勝手で、動機や経緯に酌むべき余地はない。落ち度のない被害者の命が奪われ、無念は察するにあまりある」と述べた。(共同通信)