国宝に指定されることになった琉球王国の国王の陵墓「玉陵(たまうどぅん)」には20日、県内外から279人が観覧に訪れた。施設の管理事務所は「週末や観光シーズンとも重なり、普段よりにぎわっている印象。報道を見て来た人もおり、正式決定されればさらに注目を集めるのでは」と期待した。

国宝に指定されることになり、多くの来場者が訪れた玉陵=20日、那覇市首里金城町

 愛知県から来た畑中誠二さん(66)・礼子さん(65)夫妻は、全国の城巡りなど歴史探訪が趣味。初めて見る最古で最大規模の破風墓に「県外のお墓とはまるで別物。国宝指定の記念すべきニュースの日に来ていい思い出になった」と話した。

 新潟県から家族5人で訪れた朝妻洋子さん(66)は、パンフレットを見ながら墓室の特徴などをじっくり観察。息子の朋也さん(41)は「沖縄らしい貴重な場所を見られて良かった」と話した。

国宝に指定されることになり、多くの来場者が訪れた玉陵=20日、那覇市首里金城町