【シドニー共同】オーストラリアのモリソン首相は22日、連邦議会で演説し、同国の学校や教会で長年、性的虐待が行われていた問題について、政府が「邪悪な暗い犯罪」から被害者を守れなかったと認め、公式に謝罪した。

 22日、オーストラリアの首都キャンベラの連邦議会で、児童への性的虐待の被害者に公式に謝罪するモリソン首相(中央)(AAP通信提供・AP=共同)

 オーストラリアの児童に対する性的虐待問題を巡っては、政府が2013年1月に独立調査委員会を設け、学校や教会、スポーツクラブなどで被害を受けたとする約8千人から聞き取り調査。昨年12月に結果をまとめ、過去数十年間に数万人の児童が被害に遭ったとしていた。

 連邦議会には数百人の被害者が招かれ、モリソン氏の演説に聞き入ったほか、演説はテレビで全国に中継された。(共同通信)