三線とウクレレを組み合わせた楽器「サンレレ」を、英国の若手ミュージシャンであるジェイコブ・コリアーさん(24)が演奏し、自身の写真・動画共有アプリ「インスタグラム」で紹介している。ジェイコブさんはグラミー賞2部門で最優秀賞をとった「多重録音の天才」。動画がアップされた22日には、開発したマチダヤ・コーポレーション(読谷村、町田宗朝社長)に、米国から同じ緑色を求めるメールが2件寄せられた。

サンレレを弾くジェイコブ・コリアーさん(インスタグラムから)

ジェイコブ・コリアーさんが演奏した防水加工のサンレレ「Umi Ashibi(ウミ・アシビ)」を持つマチダヤ・コーポレションの町田宗朝社長(右)と町田宗男取締役部長=読谷村高志保

サンレレを弾くジェイコブ・コリアーさん(インスタグラムから) ジェイコブ・コリアーさんが演奏した防水加工のサンレレ「Umi Ashibi(ウミ・アシビ)」を持つマチダヤ・コーポレションの町田宗朝社長(右)と町田宗男取締役部長=読谷村高志保

 ジェイコブさんはドラムやピアノ、ギターなどを1人で演奏して録音・編曲する多重録音のスタイルで楽曲を作っている。昨年2月には、米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞「インストゥルメンタルまたはアカペラ編曲」と「ボーカル入りインストゥルメンタル編曲」の2部門で最優秀賞に輝いた。

 動画は15秒間。事前に録音したドラムの音などをバックに、ジェイコブさんがサンレレをノリノリで弾いている様子が撮影されている。防水加工だという特徴を紹介するため、水をかける動画も紹介された。

 同社の町田宗男取締役部長が22日にインターネットで「サンレレ」と検索したところ、動画を発見し驚いた。サンレレは今月の東京公演でファンの女性がプレゼントしたものだという。町田さんは「グラミー賞アーティストが沖縄の三線文化を発信してくれることに感謝したい」と話す。

 ジェイコブさんが演奏するのはサンレレの中でも防水加工した「Umi Ashibi(ウミ・アシビ)」というタイプ。昨年8月の販売開始から県内外で人気を集め、既に800本ほどが売れたという。問い合わせは同社、電話098(958)3090。