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プロ野球ドラフト:沖縄の二刀流、大舞台へ オリックス5位・宜保翔(KBC未来)

2018年10月26日 15:49

 沖縄の“二刀流”が、日本最高峰の舞台へ飛翔(ひしょう)する。KBC学園未来沖縄の宜保翔(17)がオリックスから5位指名され、プロへの道を切り開いた。「沖縄の選手らしく身体能力を生かした、走攻守でバランスが取れた選手になりたい」と誓った。

記者会見終了後、KBC学園未来沖縄の神山昂監督(右)と笑顔で言葉を交わす宜保翔=那覇市東町の同校(金城健太撮影)

 ドラフト会議のインターネット中継を、教室で同級生や後輩らと共に見守った。「みんなの期待も感じていた。ほっとしている」。本職の遊撃手のほかに投手もこなすが、「球団と話し合って決めたい」と、与えられたポジションで役割を果たすつもりだ。

 転機は今年の県春季大会。大会前にエースが負傷し、急きょ部内の測定会で140キロを投げた宜保に白羽の矢が立った。背番号は6、持ち球は直球とスライダーだけ。それでも県大会決勝で興南に完封勝ちすると、九州大会でも全試合に先発して4強進出に貢献し、全国でも注目選手に躍り出た。 

 「一つでも負けるのが嫌」と言うほど、大の負けず嫌い。長嶺中では生徒会長も務めた。神山昂監督が「身体能力も人間性も申し分がない」と舌を巻くほどの努力家でもある。引退後も、毎日グラウンドに通って後輩たちと一緒に汗を流した。日々の努力が夢を実現させた。

 プロ志望届を出したのは「より上のレベルでやりたい」との探究心から。不安もあるが「すごい選手たちと一緒に野球ができる」楽しみの方が大きく、野球へのいちずな思いが何よりの武器となる。

 目標を問われ、「沖縄を代表する選手になりたい」と堂々と宣言した。伸びしろは無限大。可能性はどこまでも広がっている。(我喜屋あかね)

 【プロフィール】宜保 翔(ぎぼ・しょう) 2000年11月26日生まれ。豊見城市出身。遊撃手として1年生から公式戦に出場。3年春に投手を始め、最速は147キロを記録。県春季大会では完封して優勝投手。バレーボール選手だった両親から天性のバネを受け継ぎ、対抗競技会の三段跳び競技で2年連続1位になった。174センチ、67キロ。右投げ左打ち。

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