10月25日の「空手の日」を記念した記念演武祭(主催・県、沖縄伝統空手道振興会など)が28日、那覇市の国際通りであった。一斉演武には国内外から集まった約2400人の空手家が参加。「エイ」と力強い声を響かせながら一糸乱れぬ型を披露し、訪れた約2万人(主催者発表)を魅了した。

国際通りで一斉に演武する参加者=28日、那覇市牧志(田嶋正雄撮影)

 玉城デニー知事は「空手は礼節を重んじる平和の武として今日まで受け継がれている。東京五輪の正式種目になったことでさらに注目度が増すものと期待している」と語った。

 剛柔流を学ぶスージー・サラザルさん(37)=沖縄市=は娘のリリアナさん(14)、アナイさん(12)、エヴェリンさん(11)、息子のイチローちゃん(5)と演武に臨んだ。「皆さんに練習の成果を見てもらえてうれしい。子どもたちにとっても最高な経験になった」と笑顔で話した。

 目標は、元世界選手権団体覇者の豊見城あずささんだという那覇市の黒島慧さん(15)=古蔵中3年=は「たくさんの人に見てもらえて気持ち良かった」と満足そう。松源流の道場で教える前田清正さん(66)=糸満市=は「今年も流派を超えた一斉演武ができて良かった」と語った。