月刊情報誌「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ「2018年ヒット商品ベスト30」が1日発表され、ことし9月に四半世紀の歌手生活を締めくくった県出身の安室奈美恵さん(41)が1位に輝いた。人物がトップに選ばれるのは、1999年の宇多田ヒカルさん以来19年ぶり。

安室奈美恵さん

安室奈美恵さんの引退に合わせた9月16、17日付沖縄タイムス。ラストライブ、花火ショーなども盛り込んだメモリアル紙面で、2日連続の「ラッピング」編成となった

安室奈美恵さん 安室奈美恵さんの引退に合わせた9月16、17日付沖縄タイムス。ラストライブ、花火ショーなども盛り込んだメモリアル紙面で、2日連続の「ラッピング」編成となった

旋風を巻き起こした引退劇

 ランキングは87年の同誌創刊以来の恒例企画。2017年10月から18年9月までに発売された商品やサービスを対象に、売れ行き、新規性、影響力の3要素をもとに判定した。

 安室さんは昨年9月の引退発表以降、国内とアジアを回ったファイナルツアーで国内ソロアーティスト史上最多となる約80万人を動員したほか、ツアーの熱気を収録したライブDVD&ブルーレイが音楽映像作品では史上初のミリオンヒットを記録。

 化粧品会社や服飾ブランドとのコラボ商品、日本トランスオーシャン航空の特別デザイン機「AMURO JET」就航なども話題となった。

2位はドライブレコーダー

 同誌は「平成の歌姫の引退劇が国民全員の関心事に発展。『感謝』と『応援』の波は各業界に旋風(せんぷう)を巻き起こし、経済効果は500億円超とも」と評した。

 2位は東名高速あおり運転事故の報道後、1年間で前年の約2倍となる346万台を出荷した「ドライブレコーダー」。3位には「ペットボトルコーヒー」が選ばれた。