【北部】30回の節目を迎えた自転車の祭典「ツール・ド・おきなわ2018」が10日、開幕する。16カ国・地域から初の5千人超えとなる5044人がエントリー。レースやサイクリング部門に挑む。
最高峰の男子チャンピオンレースに出場するオランダのチーム「WTC de アムステル」の選手8人は9日、名護市にある小中一貫校の屋我地ひるぎ学園(具志堅仁一校長)を訪れ、児童らと交流した。
選手は自転車に乗って全校児童129人が待つ体育館に登場。「安里屋ユンタ」の三線演奏や空手演武の歓迎を受けた。小学4年生の山城大世(おおせ)さん(10)は「英語での会話が通じてよかった。優勝できるように頑張って」とエールを送った。
大会は10日にサイクリング部門がスタート、最終日の11日はレース部門がある。主催はツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、日本自転車競技連盟。特別協力は沖縄タイムス社、琉球放送、NHK沖縄放送局。