那覇海上保安部によると9日午後4時37分ごろ、渡嘉敷村の前島北端から北東約800メートルの沖合で「船が転覆し、8人が漂流している」と118番通報があった。同保安部の巡視艇と第11管区海上保安本部から派遣要請を受けた航空自衛隊の航空機が、転覆した船から投げ出された男性船長(55)と22~28歳の乗客男女7人の計8人の外国人を救助した。全員目立った外傷はなく、命に別条はないという。

船が転覆した場所

 同保安部が、船長らから事情を聴くなどして事故原因を調べている。

 同保安部によると船は9日午前8時半ごろ、北谷町の北谷フィッシャリーナを出港。前島でバーベキューなどをした後、午後3時半ごろに島を出港したが、エンジントラブルで航行不能になり、転覆したという。

 8人のうち、前島北側のハテ島に流れ着いた4人は巡視艇が救助した。洋上で浮かんでいた別の4人は、那覇航空基地のヘリコプターがハテ島までつり上げて救助し、その後、自衛隊の航空機が那覇空港まで搬送した。