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米軍、抗議申し入れさえも拒否 嘉手納・北谷町議会がヘリ事故で

2018年11月11日 11:55

 米海軍のHH60ヘリが嘉手納基地(沖縄県)内で移動中に衝突事故を起こしたにもかかわらず日本側に通報がなかった問題を巡り、米海軍は10日までに、地元への迅速な情報提供などを求める嘉手納町議会(徳里直樹議長)、北谷町議会(亀谷長久議長)の直接抗議申し入れを拒否した。今回の事故は、日米合意した通報義務に該当せず「抗議を受ける立場にない」として面会に応じなかった。

 徳里議長は「非常に残念だ。地域住民は不安を抱えており、大ごとにならず通報義務がなくても地元への説明など配慮は必要だ。住民感情を直接届けられるよう粘り強く取り組む」と述べた。亀谷議長も「基地内とはいえ重大な事故で、住民は不安に思っている。今回の対応は納得できず、米軍は誠意を持ち対応してほしい」と求めた。

 米軍の両町議会への面会拒否を巡っては、空軍第18航空団も昨年11月以降、抗議要請申し入れを拒否。だが先月、一転して嘉手納町議会の嘉手納基地でのCV22オスプレイ運用に断固反対する抗議決議、悪臭被害の有効な対策を求める抗議決議の手交は応じていた。

 嘉手納町議会は9日、沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪れ、基地絡みの事件・事故の通報基準を見直し、正確で迅速な情報提供を求める意見書を手交した。

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