自然保護などに貢献した全国各地の個人や団体をたたえる生物多様性アクション大賞2018(主催・国連生物多様性の10年日本委員会)の審査結果が12日までに発表され、沖縄県内から環境負荷の少ない商品の企画販売を手掛けるジーエルイー(那覇市、呉屋由希乃代表)の「サンゴに優しい日焼け止め」プロジェクトが審査委員賞を受けた。

タイで販売する「サンゴに優しい日焼け止め」の試作品を手にするジーエルイーの呉屋由希乃代表

 呉屋代表は「受賞を機に、観光業に関わる方々が商品に興味を持ち、環境に目を向けるきっかけになればうれしい」と語った。

 紫外線をブロックする酸化亜鉛を主成分に、ヒマワリ種子油やミツロウなど自然由来成分を配合。サンゴの白化現象など海洋生物に影響を与える物質は使っていない。受賞理由では「多くの人が身近なところから環境配慮型の消費活動を始められる。市場がこれから求める商品やサービスを先取りして提供している」といった評価が上がった。

 同大賞は五つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)に即した活動を表彰する制度。13年にスタートし、今年で6回目。授賞式は12月7日、東京都内で開かれる。