県沖縄語普及協議会の嘉数美津子さん(77)と楚南光子さん(77)が、在沖米国総領事館で働く職員に向けて約2カ月にわたり実施した「沖縄語講座」が9日で最終回を迎えた。2人は「いつも真剣に授業を聞いて、実際にウチナーグチを使ってくれてうれしかった。これからも勉強を続けてもらいたい」とエールを送った。

しまくとぅばの講座を通して交流を深めた(前列左から)楚南光子さん、嘉数美津子さん、ロバート・ケプキー在沖米国総領事ら=9日、浦添市の在沖米国総領事館

真剣な表情で講義を聞くロバート・ケプキー在沖米国総領事(右)と広報担当のリチャード・ロバーツ領事=9日、浦添市の在沖米国総領事館

しまくとぅばの講座を通して交流を深めた(前列左から)楚南光子さん、嘉数美津子さん、ロバート・ケプキー在沖米国総領事ら=9日、浦添市の在沖米国総領事館 真剣な表情で講義を聞くロバート・ケプキー在沖米国総領事(右)と広報担当のリチャード・ロバーツ領事=9日、浦添市の在沖米国総領事館

 講座が始まったのは、今年7月に沖縄に赴任したロバート・ケプキー在沖米国総領事が「沖縄のことをウチナーグチを通じて理解したい」と発案したことがきっかけ。9月から嘉数さんらが総領事館に出向き、週に1回、1時間の授業を続けてきた。

 ウチナーグチでの自己紹介やあいさつ、歌などを学んできた職員たち。最終日には真剣な表情でメモを取り。全員で「てぃんさぐぬ花」や「芭蕉布」を合唱した。

 総領事館で広報を担当するリチャード・ロバーツ領事は「ウチナーグチの響きはまるで音楽のようだ」と講座をきっかけに沖縄の言葉を気に入った様子。田里真紀子さん=浦添市=は「ウチナーグチを話していた祖父母のことを思い出して懐かしい気持ちになった」と語った。

 最後は皆で「またやーさい、またやーたい」と別れを惜しんだ。ケプキー総領事は「勉強はまだ始まったばかり。沖縄の人たちはみんな優しい。次のステップに向けて人々との交流を通してもっと学び続けたい」と意気込んだ。