9月末に沖縄本島を襲った台風24号の暴風で根元から倒れた本部町伊豆味のツバキカンザクラ(バラ科)が薄紅色の花を咲かせている。伊豆味区の屋冨祖正昭さん(78)が10年前、ヒカンザクラにツバキカンザクラを接ぎ木したもの。屋冨祖さんは「台風の後に咲き始めた」と驚く。

屋冨祖正昭さんのツバキカンザクラと愛犬の太郎=本部町伊豆味

 倒れる前の樹高は2メートルほど。花びらは約1センチの楕円(だえん)形。別名はハツビジン(初美人)。

 屋冨祖さんの愛犬で雌の太郎は、カメラを向けるとツバキカンザクラの隣でポーズを取った。「ど根性」ツバキカンザクラの周辺では50本近くのクメノサクラも開花しており、屋冨祖さんは「台風があっても植物は強い」と話した。(玉城学通信員)