住んでいる自治体のごみ捨てルールが最近変わった。これまで「燃えないごみ」として捨てていた電球や電池などが新しく「有害・危険ごみ」に。だが回収日は「燃えないごみ」と同じ隔週なので、新ルールがなかなか覚えられない

▼そんな物覚えの悪いごみ出し係にとって、ありがたいスマートフォン用アプリを見つけた。といっても、まだ開発中で配信はされていない。作ったのは名護商工高校3年生の石倉凪(なぎ)さん(18)。16、17の両日、浦添市内で開かれた「高校生美ら産フェア」で展示した

▼自分自身が家の手伝いでごみ出しをする時、細かい分別に迷うことから思い付いた。「きれいに洗わないと持っていってくれないごみもある。役所がけっこう厳しいんです」

▼アプリはそんなごみの出し方を分かりやすく教えてくれるようプログラムした。試作段階だが、いずれは利用者のスマホに「明日は○○ごみの日です」と案内を流すようにしたいという

▼2020年度からは小学校で「プログラミング」が必修化される。いまひとつピンとこなかった、その言葉が教育に関わっていると腑(ふ)に落ちた

▼フェアは、日々の学びが生活や仕事に直結する実業系高校の底力が伝わる内容だった。目的意識を明確に持ちながら授業に臨み、実践を通して成長する。沖縄の未来を支える高校生の姿が頼もしい。(玉城淳)